組み上げたサーバーの用途としては、開発のためのテストサーバー、失敗しても影響のない運用管理の練習用サーバー、趣味として嗜むサーバー、などといろいろ考えられるが、何をするにも、とりあえず動かし、触れて、そして親しむことが肝要である。
趣味もいろいろである。本稿では、ポンコツと言ってはいささか語弊があるが、とっくに償却が済んだ、今となってスペック的に何世代も前の往年のマシンも対象にしている。そこに企業の基幹系を担うシステムと同等の環境を構築するのは何とも言えない悦楽か。1台組み上げておき、好きなときに電源ボタンを押せば、ハードウェアはともかくも、そこにはハイエンド環境が立ち上がるのだ。
システムはいじり過ぎないのがコツで最短距離の手順で構築できるよう配慮している。本稿ではシェルスクリプトも用意した、お急ぎの方、インストレーションに興味ない方はこれを流して、すぐにでもOracleを使用出来るようにも配慮した。
改まり、本稿が読者各位の実務、勉強、そして趣味の一助として、お役に立てばこのうえもない幸甚です。
2009年秋分 管理人
という型どおりの挨拶を終えて、今後の予定は下記のとおりです。
第1回 Solarisインストールマシンの選定と準備
第2回 Solaris 10 10/08のインストール
第3回 Oracle インストールの前準備
第4回 GUI版のOracle インストール
第5回 Oracle サイレントインストール
第6回 Oracle インストール後の設定
第7回 Webサーバーの起動
第8回 開発環境の構築
第9回 Flashを使用したバックアップ
第10回 ブータブルなリカバリディスクの作成
第11回 シェルスクリプトによるインストールと諸設定
0 件のコメント:
コメントを投稿