今までに、手作業でしてきたことを、viで追加しているところはcatで、編集しているところをsedに変えて、一部sedでは処理が複雑になるところをAWKに代えてシェルスクリプトで記述した、基本的に、これまで使用してきたコマンドを並べた程度なので、以降、重複した解説を省き、相違点のみを説明する。
また、ここにあるシェルスクリプトは、なるべく変数を使わないようにしている。そのため、冗長な面もあるが、前後の処理に関係なく文脈にとらわれずに、不要な処理はコメントアウトして、必要な処理はそのまま残して、あるいは必要な部分だけ切り取って実行することができる。
シェルスクリプトの実行は指定されたユーザーによって、FTPによって任意のディレクトリ(消し忘れの無い/tmpを推奨する)転送してtelnetから、またはCD-ROM、FD、USBメモリ等の外部メディアが使用できる場合、サーバーのコンソールでコピーして実行することもできる。
たとえば「Oracle インストールの前準備」のスクリプト(oracle_install_1r.sh)をFTPによって/tmpに転送した場合は、下記のとおり実行権限を与え実行する。
USBメモリの場合は差し込むと、/rmdisk以下にオートマウントされる。下記のようにシェルスクリプトがどこにあるのかを調べて、実行権限はすで付与されているので実行するだけである。終了したら「eject」でアンマウントした後に抜き取る。
なお、DOS/Windows作成したシェルスクリプトが改行コードが「CR」、「LF」形式の場合には、viにより「:%s/^M//g」として(^Mは「Ctrl」+v、「Ctrl」+mとタイプする)置換する。
Screen 103
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